ABOUT
セカンドレストランについて
都市部で活動するシェフと地域が出会い、その土地でしかできない期間限定のレストランを運営する。
セカンドハウスのような感覚でシェフが複数の地域にレストラン拠点を持つ、新たな文化を創出するプロジェクトです。
料理人が抱える課題
都市部に集中しすぎている料理人としてのキャリア
暮らす場所や働き方が自由になった現在ですが、「飲食店」という視点では、店舗、人材、そしてそれに伴って料理人としてのキャリアも圧倒的に都市部に集中している現状があります。
家賃や人件費の高騰
特に都市部では家賃の上昇が著しく、高い賃料を回収するため休みなく営業をしなければならない状況の飲食店も数多くあります。メニュー開発や人材育成に割く時間を十分に確保することも難しくなります。このような運営体制は労働環境の悪化につながり、人件費の高騰も併せて負のスパイラルに。
シェフにこそ挑戦や学びの機会が必要
飲食店を運営する上では料理の技術だけではなく、接客や経営、幅広い能力が重要になります。また食材の生産現場を訪れるなど、食材や食文化を学ぶ機会は料理人にこそ必要です。しかし都市部での一般的な営業状況において、学びや開発、視察などにコストや時間をかけることはかなりハードルが高いと言えます。
セカンドレストランの考え方
地域とシェフをつなぎ、"多拠点レストラン文化"をつくる
セカンドレストランプロジェクトは、より自由で場所に縛られない挑戦をしたい「旅するシェフ」と、都市部の料理人を受け入れることで食を切り口に地域の魅力を向上させたい「地域パートナー」とのマッチングを行います。
旅するシェフは、地域のレストラン拠点を複数のシェフと共有するシェアハウスのような感覚で、好きな場所に出かけて行って1ヶ月程度の期間限定営業を行います。
地域パートナー側では、さまざまなシェフが訪れることで、常に地域に新しい「美味しい時間」がもたらされることが期待できます。
両者をつなげることで私たちが作りたいのは、多拠点レストラン文化です。セカンドハウスと同じ感覚でシェフがもう1つのレストランを地方に持ち、より自由に挑戦できる場をつくることを目指しています。
目指すべきビジョン
セカンドレストランプロジェクトでは、地域とシェフのマッチングにより両者をつなぐことで、都市部の料理人が抱える課題の解決、また地域においては食材活用や交流を切り口とした地域活性の可能性創出を目指します。
